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転職ノウハウ

看護師の人間関係は超重要!転職時に人間関係を見抜くコツ

看護師の人間関係は超重要!転職時に人間関係を見抜くコツ

2021.11.30

概要

どの職種でも悩むことの多い「人間関係」。

看護師の職場でも、人間関係は大きな問題になっています。

 

転職を考える理由として「人間関係が原因で…」というパターンも少なくありません。

 

しかし「転職した先の人間関係もよくなかった…」となると、また人間関係で悩まなくてはなりません。

 

人間関係が良好な職場なのか、転職活動の中で見抜くのは難しいと諦めていませんか?

 

そんなことはありません。

 

ポイントを押さえれば、転職中にも人間関係が良好な職場かわかります!

 

この記事では、人間関係が良好な職場を見抜くコツをご紹介しています。

 
<目次>

1,人間関係は看護師が抱える重要な問題!
  1-1.いじめで悩む
  1-2.ストレスが原因
  1-3.きつい勤務状況が影響
2,看護師の人間関係が悪くなる原因は?
  2-1.コミュニケーション不足
  2-2.閉鎖的な環境
  2-3.忙しすぎる
  2-4.配属先の問題
3,看護師の人間関係に悩んだときの対処法
  3-1.職場環境を改善する
  3-2.職場を変える
4,看護師同士の人間関係がよい病院か見分けるコツ4つ!
  4-1.有休消化率が高い
  4-2.残業がない
  4-3.病院見学を行う
  4-4.病院の口コミを検索
5,看護師の面接で人間関係を見抜く有効な質問
  5-1.育休や産休をとっている方はいますか?
  5-2.内定がいただけた場合どのような勉強をしておけばよいでしょうか?
6,看護師の人間関係が比較的良好な職場
  6-1.慢性期の精神科病院
  6-2.夜勤専従
  6-3.訪問看護
  6-4.社会福祉施設
  6-5.クリニック
7,まとめ

1. 人間関係は看護師が抱える重要な問題!

1. 人間関係は看護師が抱える重要な問題!

人間関係は、どの職種・職場でも働きやすさに大きな影響を与える要因です。

看護師の退職理由はさまざまですが、ネガティブな理由では「人間関係」が上位にあがります。

 

多少業務が忙しくても、人間関係が良好であれば不満なく働くと考える方も多いのではないでしょうか?

逆に業務内容がそこまで大変でないのにもかかわらず、人間関係が悪ければ退職したいと考える方も。

 

看護師も一人の人間です。

性格が合う・合わないはありますが、人間関係の悪化が職場に与える影響は計り知れません。

 

実際にどのような悩みがあるのでしょうか?

 
1-1.いじめで悩む
 

いじめの問題は、子どもだけのものではありません。

大人の世界でも残念ながら存在します。

 

できていない部分ばかり指摘されたり、大きな声で怒鳴られたり、わざと情報を共有してもらえなかったりと内容はさまざま。

仕事を覚えて一人前だと認められるまで、ひどいいじめや理不尽な扱いを受けた方もいるようです。

 

その人が成長するための叱責ではなく、ただ責め立てるための叱責は、いじめや八つ当たりだと捉えられても仕方ありません。

何をしても怒られたり、質問をしても答えてもらえなかったりすると、だんだん声をかけることが怖くなり、十分な看護を提供できなくなることもあります。

 

ひどい場合は周囲から孤立してしまい、相談や連絡がされず、業務に支障をきたすケースもあります。
 
1-2.ストレスが原因
 

看護師の仕事は、患者様の命を左右するものもあります。

非常に緊張を強いられる状況で仕事をしているため、ちょっとしたことでも先輩看護師や患者様から、心ない言葉や八つ当たりをされることが。

 

心に余裕がないと、ほかの人を思いやる気持ちがなくなりがちです。

 

また、看護師の職場は人の出入りが非常に激しいです。

頼りになる先輩看護師や仲の良い同期がいなくなり、さらにプレッシャーを感じることもあります。

 

常にストレスにさらされる状況のせいで、余裕がなくなり、厳しい言葉ばかりかけるようになってしまうと、人間関係が悪化してしまいます。
 
1-3.きつい勤務状況が影響
 

業務内容が多く忙しいと、後輩の指導にさける時間も少なくなります。

そのため業務に関する質問をしても「さっき言ったでしょ?」「何度言えばわかるの!?」「少しは自分で勉強して!」と言われることも。

 

そのような状況が続けば、確認や相談したいことがあっても怖くて聞けなくなってしまいます。

するとミスを重ねてしまったり、判断が遅くなったり…。

 

看護師は人の命に関わる仕事です。

ミスばかり起こすと、看護スタッフだけでなく医師やほかのスタッフからの信頼もなくしてしまいます。

 

悪循環により、孤立することもあるようです。

 

2. 看護師の人間関係が悪くなる原因は?

2. 看護師の人間関係が悪くなる原因は?

はじめから人間関係の悪い職場はありません。

なぜ、人間関係が悪化するのでしょうか?

 

原因を4つご紹介します。

 
2-1.コミュニケーション不足
 

一番の原因は「コミュニケーション不足」です。

日々の挨拶や会話から、どのような人物なのか知り、信頼関係を築かなければいけません。

 

この人なら任せても大丈夫と信頼できれば、忙しくても心に余裕ができます。

そのスタッフに対して不信感があると、自分の仕事をしながらその人がする業務にも気を配らなければならず、疲れてしまいます。

 

コミュニケーションを取るときは、相手がどう受け取るのか考えながら行わなければいけません。

何気なく言った言葉が相手を深く傷付けることもあります。

 

しかし「人間関係の悪化は自分のコミュニケーション能力に問題があるのか」と、必要以上に落ち込む必要はありません。

 

看護師は基本的にチームで活動しています。

チーム内で情報を共有し、業務を行っているのです。

 

慣れ親しんだメンバーの中に、新しいメンバーが馴染めないのも無理はありません。

徐々に馴染めればよいのですが、中には新しい人を毛嫌いする先輩もいます。

これは馴染めない新人に問題があるわけではないのです。

 

職場の人間関係が悪いのは、個人の問題より職場全体の問題でもあります。

 
2-2.閉鎖的な環境
 

診療科により、業務内容や体制・雰囲気がまったく違います。

その診療科特有の業務もあり、それぞれが独自の体制を持っていることも多いです。

 

そのため、長くその診療科に勤める看護師の独裁的な環境になりやすいです。

 

経験の浅い看護師に対して、横柄な態度をとったり、理不尽な要求をする人がいたりすれば人間関係はうまくいきません。

 

風通しの悪い職場では、環境を変えることが難しくなり、どんどん雰囲気が悪化します。

 
2-3.忙しすぎる
 

看護業務が多く、常に仕事に追われている環境では心に余裕がなくなります。

少しのミスや判断の遅れにより、ほかの業務に影響が出てしまうと、多くの人に迷惑がかかってしまいます。

 

そのためちょっとしたミスも強く叱責されたり、質問や相談がしにくくなったり、ギスギスした雰囲気になりがちです。

特にまだ業務に慣れていない新人へ、強い言葉を浴びせたり、八つ当たりをしたりすることがあるかもしれません。

 
2-4.配属先の問題
 

いくつか診療科を抱えている病院では、自分が希望する診療科に配属されないこともあります。

場合により、苦手な診療科に配属されることも。

 

そのような状況でも積極的に学び、スキルを向上させられる方ばかりならよいのですが、そうでない方もいます。

 

やる気が見られずミスが重なると、周りの看護師からの信頼は得られず、孤立する可能性があります。

 

3. 看護師の人間関係に悩んだときの対処法

3. 看護師の人間関係に悩んだときの対処法

人間関係に悩む方は多いです。

しかし悩みを抱えたまま働き続けると、メンタルに影響が現れ体調不良になる可能性があります。

 

そうなる前に、どのように対処すればよいのでしょうか?

 
3-1.職場環境を改善する
 

まずは今の職場環境を改善させられるか考えてみましょう。

多忙すぎて新人指導が十分でないことが原因なのであれば、マニュアルの整備を徹底したり、勉強会を設けたりして新人が学びやすい環境を整えましょう。

 

また、ほかの診療科へ異動をお願いする選択肢もあります。

診療科が変われば、そこで勤めるスタッフの雰囲気も異なります。

 

何とか今の状況を変えられないか、上司に相談してみましょう。

 
3-2.職場を変える
 

いろいろ働きかけても何も変わらないのであれば、転職を視野に考えてもよいです。

古くからある体制は、なかなか変えられません。

 

また、自分だけではどうしようもない問題もあるでしょう。

 

あらゆる手を尽くしたけど無理だなと感じたら、働き先を変えましょう!

 

「転職は初めてで不安」と感じる方は、転職サイトの利用がおすすめです。

自分の条件に合う求人を紹介してくれたり、そのサイトでしか公開されていない求人情報を得ることができたり、転職をサポートしてくれます。

 

また、キャリアアドバイザーが今後の働き方について相談に乗ってくれたり、履歴書のチェックや面接対策を行ってくれたりと、安心して転職活動に取りくめます。

 

美容皮膚科や美容外科など、美容クリニックへ転職を考えている方は「かんごりすた」にご相談ください。

美容クリニックに特化した専任のスタッフが全面的にサポートいたします。

4. 看護師同士の人間関係がよい病院か見分けるコツ4つ!

4. 看護師同士の人間関係がよい病院か見分けるコツ4つ!

転職活動をしている中で、転職先の人間関係が良好かとても気になります。

「人間関係は働いてみないとわからないのでは?」と諦めがちになる方もいるでしょう。

しかし転職活動中でも、わかる方法があります!

 

ここからは人間関係がよいか見分けるコツを4つご紹介します。

 
4-1.有休消化率が高い
 

人間関係が良好な病院やクリニックは、有給休暇の消化率が高いです。

「有休の消化率が高い」ことは看護師に余裕があり、休みが取りやすい環境だとわかります。

 

人間関係がよくないと、周りに遠慮して有休が取りにくくなります。

有休消化率の高さは、人間関係だけでなく働きやすい職場の目安にもなるのです。
 
4-2.残業がない
 

残業が多い職場は、残業しなければ仕事が終わらないほど忙しく、人手不足な病院やクリニックだと示しています。

忙しすぎると職場の雰囲気がギスギスして、トラブルも起きやすくなるのです。

 

人間関係のよい職場は、定時までにしっかり業務を行い、定時にパッとみなさん帰ります。

 
4-3.病院見学を行う
 

転職したいと考える病院やクリニックの見学は、なるべくしましょう。

お願いすれば、病院見学をさせてくれる職場がほとんどです。

 

実際にどのような雰囲気で仕事を行っているのか見れば、人間関係が良好なのかどうか肌で感じることができます。

 

また、病院を案内してくれるスタッフの対応もよく観察しておきましょう。

人間関係のよい病院やクリニックは余裕があるため、しっかり対応してくれます。

 
4-4.病院の口コミを検索
 

病院の口コミも、しっかり確認しておきましょう。

人間関係が悪く、殺伐とした雰囲気であれば患者様にも伝わります。

 

対応が悪い、雰囲気が悪いなどの口コミが多く書き込まれているのであれば、あまり人間関係がよい職場とは言えないかもしれません。

 

患者様はよくスタッフを見ています。

病院全体の雰囲気を知るためにも、口コミは入念にチェックしましょう!

5. 看護師の面接で人間関係を見抜く有効な質問

5. 看護師の面接で人間関係を見抜く有効な質問

人間関係は、看護師の採用面接でも垣間見ることができます。

看護師の面接において、終盤に逆質問をされることがあります。

 

「何か質問はありませんか?」

 

この質問が来たときがチャンスです!

直接「人間関係は良好ですか?」と聞くわけにはいかないため、ほかの質問をして情報を収集しましょう。

 
5-1.育休や産休をとっている方はいますか?
 

「育休や産休をとっている方はいらっしゃいますか?」

 

この質問から、休暇が取りやすい環境かどうかがわかります。

人間関係のよい病院は、休暇をとるために気遣いは必要ですが、遠慮はいりません。

 

育休が積極的にとれる病院やクリニックなら、体調不良など急な休みにも柔軟に対応してくれます。

 

「いつか子どもができたときのために…」と付け加えれば、自然に聞くことができます。

 
5-2.内定がいただけた場合どのような勉強をしておけばよいでしょうか?
 

「内定がいただけた場合、どのような勉強をしておけばよいでしょうか?」

 

勉強に意欲的な姿勢を見せつつ、病院側の考えもわかります。

 

新しく入職した方への対応が十分でないと、質問しにくい環境や忙しい職場だと考えられます。

「このような知識があるとよいです」「入職してからトレーニングもあります」と答えてくれる職場は、人間関係が良好だと推測できるでしょう。

 

「入職してからで大丈夫です」と曖昧な返事のときは注意が必要です。

教育体制が整っておらず、志望者がどのようなスキルを持っているのか十分に把握していない場合が多いためです。

6. 看護師の人間関係が比較的良好な職場

6. 看護師の人間関係が比較的良好な職場

ここからは人間関係が比較的良好な職場についてご紹介します。

必ずしも「人間関係が良好だ」と断言はできませんが、忙しすぎず心に余裕を持って働ける職場です。

 
6-1.慢性期の精神科病院
 

精神科は心の症状や病気を専門とする診療科。

心の病気そのものの治療を行います。

 

慢性期の精神科は症状が落ち着いた患者様が多いため、比較的ゆっくり働けます。

 

また、男性看護師が比較的多いのも特徴です。

女性ばかりの環境が苦手な方は、精神科もおすすめです。

 
6-2.夜勤専従
 

夜勤のみで働く方法です。

 

日勤に比べて、関わるスタッフの数が少なくなります。

スタッフ数が限られているため、チームではなく個人で業務にあたることが多くなるのです。

 

その分しっかりした看護スキルが必要になりますが、看護スキルに自信があり、夜勤が気楽だと思う人にぴったりの働き方ではないでしょうか?

 

夜勤専従の常勤を募集している病院もあり、収入面も安心です。

 
6-3.訪問看護
 

訪問看護は利用者さんの自宅へ看護師がうかがい、バイタルチェックや点滴・服薬管理などを行う仕事です。

基本的に看護師一人で訪問するため、自分のペースで仕事を行えます。

利用者さん一人ひとりと向き合いながら看護を行うため、やりがいも感じられます。

 

しかしすべて自分で判断しなければならず、一定レベル以上の看護スキルや知識が必要です。

 

また、訪問看護は車での移動が多いです。

都心部は徒歩や公共交通機関を利用することもありますが、それ以外では車やバイクで移動します。

そのため、運転免許とドライブテクニックが必要になります。

 
6-4.社会福祉施設
 

社会福祉施設は高齢者向け・児童向け・障害者向けなど、さまざまな種類があります。

一つの施設に常駐する看護師の数は、1フロアに1人程度と少人数です。

 

しかし看護師以外のスタッフと連携をし、コミュニケーションをとる必要があります。

 

社会福祉施設はグループ化しているところもあります。

その施設で人間関係がうまくいかなくても、ほかの施設へ異動することも可能です。

 

社会福祉施設に勤める看護師の仕事は、利用者さんの健康チェックや急変時の対応です。

基本的に看護業務以外の仕事が多くなります。

 

体力に自信のある方や、いろいろなことを経験したい方におすすめの職場です!
 
6-5.クリニック
 

クリニックは大きな病院と比べ、小さな組織です。

そのため医師や看護師・医療事務などスタッフの数も限られています。

 

人数が少ないため、人間関係を築きやすいのが特徴です。

診療科にもよりますが、大きな病院のように重症患者や急変の対応をすることもなく、アットホームな雰囲気でゆっくり働けます。

 

また看護師として、その診療科の専門スキルを得ることができます。

看護スキルを磨きたい方におすすめです!

 

しかし人数が少なくても、人間関係がこじれる可能性があります。

また看護師同士ではなく、医師やほかのスタッフとの関係も重要です。

 

信頼できる医師なのか、安心して働ける環境なのか、しっかり見極めましょう。

7. まとめ

「人間関係」はいつでも、どこでも、誰でも悩むことのある問題です。

人間関係の悪化は、職場の雰囲気や働きやすさに大きな影響を与えます。

 

さらに、自分の健康に害を及ぼす可能性もあるのです。

 

できれば人間関係のよい職場で気持ちよく働きたいものです。

 

転職するときはその職場の人間関係がよいか、しっかり確認することが大切です。

ポイントを押さえれば転職活動中でも、その職場の雰囲気や人間関係を知ることができます。

 

転職して後悔しないためにも、よく調べておきましょう。

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