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【円満退社!】看護師の転職前の引き継ぎポイント3つを解説!

【円満退社!】看護師の転職前の引き継ぎポイント3つを解説!

2021.11.30

概要

転職する看護師が最後に行わなければならない仕事。

それは「引き継ぎ」です。

 

「引き継ぎ」は業務内容を現場のスタッフに伝え、自分が退職したあともスムーズに業務が行われるためのものです。

 

「引き継ぎ」が不十分だと残された看護スタッフだけでなく、患者様やほかの職種に従事するスタッフにまで影響を及ぼすことに。

 

場合により、退職後もスタッフとやりとりをしなければならないこともあります。

そのような事態は自分にとっても、スタッフにとってもマイナスです。

 

円満退職をしたいのなら、しっかりと「引き継ぎ」を行いましょう。

 

この記事では引き継ぎのポイントや、引き継ぎノートの書き方をご紹介しています。

 

<目次>

1,円満退職のためにも看護師の引き継ぎはしっかり行いましょう!
2,看護師の引き継ぎのポイント3つ
  1-1.引き継ぎノートを作成する!
  1-2.誰でもわかるように記載する
  1-3.退職日の3日前までに引き継ぎをする
3,看護師の引き継ぎノートに書く内容は?
  3-1.1日の流れ
  3-2.担当患者に関する情報
  3-3.業務で使用していたファイルや書類の保管場所について
  3-4.委員会活動や役割の内容
  3-5.業者とのやりとりの内容
4,次の職場へ転職して円満退社
5,まとめ

1. 円満退職のためにも看護師の引き継ぎはしっかり行いましょう!

退職日が決まりホッと一安心。

転職先も見つかって、あとは退職日を待つだけ。

 

病院側との交渉を無事に終え、心の重荷が取れたようで安心している方も多いでしょう。

 

しかし退職前に大きな仕事が残っています!

それは「引き継ぎ」。

 

引き継ぎは自分が行っていた業務を後任者へ伝えること。

自分が辞めたあとも、残されるスタッフが安心して業務を行えるように、そして患者様が変わりなく看護を受けられるようにするためのものです。

 

「もうこの職場と関わりたくない!」と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、多くの方が円満退職をしたいと考えるのではないでしょうか?

引き継ぎが十分に行われないと、円満退職は望めないといっても過言ではありません。

場合により看護スタッフだけでなく、ほかの職種のスタッフや患者様にまで迷惑をかけてしまいます。

 

引き継ぎは退職する人の最後の責務です。

退職日までに、しっかり引き継ぎを終わらせましょう!

2. 看護師の引き継ぎのポイント3つ

引き継ぎはどのように行えばよいのでしょうか?

押さえておきたい引き継ぎのポイントを3つご紹介します。

 
2-1.引き継ぎノートを作成する!
 

引き継ぎ事項をまとめた「引き継ぎノート」を作成しましょう。

口頭で後任者に引き継ぎを行ってもよいのですが、抜けがあったり、後任者があとで見返したりできません。

 

また、後任者とされていた方が異動になってしまうことも考えられます。

 

すると口伝えになってしまうため、引き継ぎ内容が十分に伝わらない可能性があります。

 

引き継ぎノートを作成していれば、そのまま新たな後任者に渡せるため、伝達不足を防ぐことができるのです。

 

「引き継ぎ」といっても、日常の業務に関わる内容や受け持ち患者様について、さらに委員会活動をしていた場合はその内容などさまざまです。

すべての業務を引き継ぐ後任者が一人ならよいのですが、日常業務の後任者・委員会活動の後任者など、複数の後任者がいる場合もあります。

 

すべての内容を一冊のノートにまとめるのではなく、引き継ぎ内容によりノートを分けてもよいでしょう。

 
2-2.誰でもわかるように記載する
 

引き継ぎノートを作成する上で大切なことは、誰でもわかるように記載することです。

 

新人がノートを見て、そのまま業務が行えるくらいの内容にしましょう。

「これくらいは普通にできること」と思っている内容が、後任者にとって当たり前でないこともあります。

「説明しなくてもわかるかな」「普通にしているよね」などの思い込みはキケンです!

 

基本的なことも細かく、漏れなく丁寧に説明してください。

 

また、自分が行っていた業務について具体的に書きましょう。

何か問題が起きたときに、どこに連絡すればよいのか、どう対処するかも記載しておくと親切です。

 

しかし具体的に書くときに、長い文章だと読みづらいです。

なるべく簡潔に、箇条書きにするとわかりやすいでしょう。

 
2-3.退職日の3日前までに引き継ぎをする
 

引き継ぎは、最低でも退職日の3日前までに終わらせましょう。

有給休暇を消化する予定であれば、有休に入る3日前までに引き継ぎを完了させましょう。

 

スケジュールは余裕を持って組む方がよいです。

退職前は忙しい日常業務に加えて、お世話になった方への挨拶まわりや荷物の整理など、やるべきことがたくさんあります。

 

急患が入れば、想定外の業務を行うこともあります。

 

スケジュールに余裕があれば、焦ることなく確実に引き継ぎができるでしょう。

 

また万が一、引き継ぎノートに不備があり、後任の看護師にわからない部分が出てきても、退職前なら直接確認できます。

何かがあったときのことを考えて、早めに引き継ぎを終えられるように準備をしておきましょう。

3. 看護師の引き継ぎノートに書く内容は?

勤続年数が長いと、引き継ぎたいことがたくさんあって、どのような内容を書けばよいのかわからなくなってしまいます。

情報量が多すぎると、逆に何が大切なのか伝わりにくくなることも…。

 

では実際に、引き継ぎノートにはどのような内容を記載すればよいのでしょうか?

具体的な内容を順番にご説明していきます。

 
3-1.1日の流れ
 

わかりやすい引き継ぎノートを作成するなら、まずは1日の流れを記載します。

その日、その曜日により業務内容が変わることがありますが、おおまかな流れでよいです。

 

朝の申し送りから、看護ケアなど順番に記載していきます。

1日の流れにそって、業務内容の詳細を書くとよいでしょう。

 

1日の流れをまったく無視して記載すると、ほかの方が見たときにページを行き来しなくてはならず、とても見にくくなってしまいます。

 

大切なポイントはペンの色を変えたり、蛍光ペンで線を引いたりなど、視覚的に見えやすくして工夫しましょう!

 
3-2.担当患者に関する情報
 

自分が受け持っていた患者様に関する情報を記載します。

「患者様Aの趣味は○○」「お孫さんの話を嬉しそうにしてくれる」「足の冷えを特に気にするため、車椅子に乗るときは膝掛けが必須」など、カルテには記載していない情報も書きましょう。

 

また担当患者様がされて嫌がることや喜ぶこと、患者様のご家族に関する情報も記載してください。

 

患者様は担当看護師が変わると、今まで築いてきた信頼関係を新たに作らなければなりません。

それは、患者様のご家族も同様です。

 

「この看護師さんなら…」と看護師や医師をとおして病院に大切な家族を託すのです。

 

後任の看護師と、スムーズに信頼関係を構築できるように、患者様に関する引き継ぎもしっかり行いましょう。

 
3-3.業務で使用していたファイルや書類の保管場所について
 

業務で使用していたファイルや、書類の保管場所についても記載しておいた方がよいでしょう。

できれば、写真も一緒に添付してあげるとわかりやすいです。

 

また書類の原本がある場合は、その保管場所も必要です。

パソコンにファイルとして残している場合は、そのファイルがある場所も説明しておきましょう。

 

パソコンを使い慣れている方なら、問題なくファイルを探せるかもしれませんが、入職したばかりの新人やパソコン作業が苦手な方は非常に苦労します。

 
3-4.委員会活動や役割の内容
 

感染対策委員会や医療機器管理委員会など、病院内にはさまざまな委員会が設置されています。

委員会のメンバーとなっているのであれば、活動内容やスケジュール、委員会時に必要な準備なども引き継ぎノートに記載しておきましょう。

 

委員会に関して、特に忘れず引き継いでほしいことは委員会の「暗黙ルール」についてです。

明確な決まりはないけれど、座る位置が決まっていたり、気を配らなければならなかったり、実はさまざまなルールがあることも。

委員会は看護師だけのものもありますが、医師やほかの職種メンバーも参加するものが多いです。

 

委員会で気をつける点について、しっかり明記しておきましょう。

 

また3年目以降の看護師は、教育係になったりチームリーダーになったりすることがあります。

自分が教育担当になっていた看護師についての情報や、チームリーダーとして何に気を配りながら行っていたのかも記載しましょう。

 

看護師のシフト作成に関わっていたのであれば、シフトを組む上で考慮しなければならない点についてしっかり引き継ぎを行ってください。

 
3-5.業者とのやりとりの内容
 

業者とやりとりを行っていたのであれば、その内容について引き継ぎを行いましょう。

現在やりとりを行っている内容についてはもちろん、過去に生じたトラブルの内容や、保留になっている事柄についても書いておくと、何かあったときに業者とのやりとりがスムーズになります。

 

業者から名刺をいただいていたのなら、その名刺を添付して何かあったときの連絡先に印をつけておいてください。

 

4. 次の職場へ転職して円満退社

自分が辞めたあともほかの看護師が引き続き業務を問題なく行い、患者様へ変わらぬ看護を提供できるように引き継ぎを行えば、めでたく円満退職です。

 

しかし看護師の仕事をいったんお休みする場合をのぞいて、次の職場が決まっていないと気持ちよく退職はできません。

本当の意味の「円満退職」は送り出す病院側も、送り出される自分も不満や不安なく退職することではないでしょうか?

 

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ぜひ一度「かんごりすた」へご相談ください!

 

5. まとめ

今までお世話になった職場。

退職後に後任の看護師や患者様が困らないように、しっかり引き継ぎを行いましょう!

 

引き継ぎは退職者にとって、最後の大仕事です。

 

無事に引き継ぎを終わらせ、円満退職し、新しい職場で新しい看護師ライフを迎えてください。

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