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看護師の転職回数が多いと不利!?転職成功の5つのポイントを解説

看護師の転職回数が多いと不利!?転職成功の5つのポイントを解説

2021.12.21

概要

看護師として転職を考えたとき「転職回数が多いと難しいのかな…」と悩む方もいるでしょう。

 

実際に転職回数が多いと、採用されにくいこともあります。

 

だからといって転職を諦める必要はありません!

 

転職回数が多くても、転職を成功させている方もたくさんいます。

 

この記事では看護師の転職回数が多くても、転職を成功させるポイントについて詳しくご紹介しています。

 

<目次>

1,看護師の転職回数が多いと転職しにくい?
  1-1.転職回数が多すぎると不利になる可能性が高い
  1-2.転職理由が大切
  1-3.勤続年数や転職するまでの期間も大切
2,転職回数が多くてもすぐ転職できる看護師の特徴
  2-1.3~5年の長期勤務がある
  2-2.専門スキルを持っている
  2-3.接遇面に問題がない
  2-4.職場や患者に合わせて柔軟に対応できる
3,転職回数が多い看護師が気をつける5つのポイント
  3-1.ポジティブに伝わるようにする
  3-2.転職回数の多さを強みに変える
  3-3.転職理由を振り返り話せるようにする
  3-4.転職希望先の情報はしっかり収集する
  3-5.長く働きたい意思を伝える
4,看護師の転職回数をごまかすのは絶対ダメ!
5,看護師がこれ以上転職回数を増やさないためにすること
  5-1.なぜ職場を辞めたいのか原因を探る
  5-2.看護師のキャリアをどうするか考える
  5-3.条件に優先順位をつける
  5-4.情報収集をしっかり行う
  5-5.転職サイトを利用する
6,まとめ

1. 看護師の転職回数が多いと転職しにくい?

1. 看護師の転職回数が多いと転職しにくい?

どの職業でも「転職回数が多いと、次の転職に不利だ」と言われます。

看護師の転職活動ではどうなのでしょうか?

 
1-1.転職回数が多すぎると不利になる可能性が高い
 

看護師でもほかの職種と同様、転職回数が多すぎると不利になることが多いです。

 

転職回数が多いと「入職してもすぐ辞めてしまうのではないか?」「ほかのスタッフや患者様とトラブルを起こしやすいのではないか?」「何か問題を抱えているのではないか?」などと応募者に問題があると疑われてしまうためです。

 

新しい人を採用するのであれば、長く勤められる人を…と考える採用担当者がほとんど。

 

しかし看護師はほかの職業と比べ、転職回数は多い傾向にあります。

20代の看護師でも転職を1、2回されている方もいます。

 

一般企業の視点で見ると、20代で2回の転職は多いと感じるかもしれませんが、看護師に関してはそう捉えられないことが多いようです。

 

あくまで一般論ですが、看護師の場合は20代で2回まで、30代で3回まで、40代で4~5回までが不利にならない転職回数です。

 
1-2.転職理由が大切
 

転職回数が多いから…と、転職ができないわけではありません。

結婚や出産などのライフステージの変化や、ご家庭の事情などでやむを得ず転職した方もおられるでしょう。

 

採用担当者は転職回数そのものよりも、「なぜ転職したのか?」その理由を知りたいと考えます。

キャリアアップを目的にした前向きな転職なのか、看護師としてどう働きたいのかしっかり考えた上での転職なのかなど、理由によっては好意的な印象を持ってくれる可能性もあります。

 

しかし人間関係によるトラブルや精神的・体力的にきついなどが主な理由の場合、「同じ理由ですぐに辞めてしまうのでは?」とマイナスイメージを持たれやすいです。

 

ネガティブな理由で退職したとしても、言い方を変えて前向きな姿勢を面接で伝えられるとよいでしょう。

 
1-3.勤続年数や転職するまでの期間も大切
 

一つの職場にどれくらい勤めていたのかも重要です。

20代の看護師で、転職回数が3回の方でも、それぞれの医療機関に3年程度勤めている方と、1年未満の転職を繰り返している方とではまったく意味合いが違います。

 

経験豊富で、十分な看護スキルを持っている方でも、新しい環境で仕事内容を覚えるには時間が必要です。

せっかく仕事内容を教えたのに、すぐに辞められてしまうと育成や雇用にかかったコストが無駄になってしまいます。

 

そのため転職回数が多くても、長く勤めてくれそうな人材に関しては、あまりマイナスイメージをもたれることはありません。

 

2. 転職回数が多くてもすぐ転職できる看護師の特徴

2. 転職回数が多くてもすぐ転職できる看護師の特徴

転職回数が多い看護師でも、すぐに転職先が見つかる方がいます。

逆になかなか決まらない方も…。

 

一体何が違うのでしょうか?

 

転職回数が多くても、すぐに転職できる方の特徴についてご紹介します。

 

2-1.3~5年の長期勤務がある
 

採用担当者は、長く勤めてくれる方を探しています。

転職回数が多くても、一つひとつの職場での勤務期間が長ければ、長く働いてくれるだろうと考えます。

 

長く勤めたいと考えていたのに、ご主人の転勤などでやむを得ず1、2年で転職することになった方もいるでしょう。

その場合は、転職理由を面接官へしっかり説明なさってください。

 

どこかに長く勤めた経験があれば、その後短いスパンで転職したとしても、理由を考慮してくれることが多いです。

 
2-2.専門スキルを持っている
 

認定看護師など、専門のスキルを持っている方は転職しやすい傾向にあります。

即戦力となってくれることが期待でき、病院のスタッフ全体の知識や技術力の底上げにつながると考えられるのです。

 

もし自分が看護師として極めたい分野があるのであれば、なるべく資格を取得しておきましょう。

その中でも認定看護師はハードルが高く、さまざまな条件と環境がなければ取得できません。

 

認定看護師を取得できる環境があれば、ぜひ取得をオススメします。

また環境的に取得が難しいのであれば、学会や勉強会に積極的に参加して実績を作りましょう。

 

専門のスキルや知識があっても、それを証明することは難しいです。

将来転職を考えている方は、専門スキルを証明できる資格や実績作りに力を入れると、転職回数にかかわらず転職に有利になります。

 
2-3.接遇面に問題がない
 

転職が多いと「その人の人間性に問題があるのではないか?」と面接官から厳しい目で見られることがあります。

人間関係がギクシャクすると、応募者だけでなく、ほかのスタッフが辞めてしまう可能性も出てくるのです。

 

しかし面接など短い時間で、応募者がどのような人物なのかすべて知ることはできません。

逆に面接の段階で応募者に問題があると感じた場合は、採用されにくいと言えるでしょう。

 

転職回数の多さに関わらず、採用担当者はその人の人柄をもっとも重視しています。

面接のときだけでなく、待合での様子やスタッフとのやりとりも含めて接遇面に問題がないか観察しているのです。

 

もう一度、自分の接遇面に問題がないか確認しましょう。

 
2-4.職場や患者に合わせて柔軟に対応できる
 

病院や診療科により、職場の雰囲気も患者様の層も異なります。

「以前働いていたところはこうだった!」「患者様にこのような対応をしたことはない」と強固な姿勢では、新しい職場に馴染めないのではないかと捉えられかねません。

 

以前働いていた職場のよい部分や、新しい職場で足りなさそうだと思うことを提案するのは悪いことではありません。

しかし、それぞれの職場や患者様に合ったやり方があります。

 

臨機応変に対応できる姿勢は非常に大切です。

新しい職場や患者様に合わせた対応ができ、その上でさらによくなるように新しいことを提案できる姿勢を示せれば、転職回数が多くても採用したいと感じてもらえます。

 

3. 転職回数が多い看護師が気をつける5つのポイント

3. 転職回数が多い看護師が気をつける5つのポイント

採用したいと思ってくれるためにはどうすればよいのでしょうか?

転職回数が多い方が、転職活動時に気をつけるべきポイントを5つご紹介します。

 
3-1.ポジティブに伝わるようにする
 

転職理由が前向きな内容の方ばかりではないでしょう。

「人間関係の悪化」や「給料が安い」など、ネガティブな内容であることは誰にでもあります。

 

しかし正直にそのまま伝えてしまうと、悪い印象を持たれてしまいます。

かといって嘘の内容は伝えたくないですよね。

 

実は同じ内容でも言い方を変えるだけで、ポジティブな印象を与えることができる方法があるのです。

履歴書に記載する内容や面接では、なるべくネガティブな言い方ではなく、ポジティブに伝えられるようにしましょう。

 

面接対策について詳しく知りたい方は「看護師の面接でよくある質問7選!答え方や気をつけるポイントを解説!」をご覧ください。

 
3-2.転職回数の多さを強みに変える
 

転職回数の多さは、決して悪いことばかりではありません。

さまざまな職場であらゆる患者様と接し、多くの経験を積んできたことになります。

 

その経験豊富さを自分のアピールポイントの一つにするのです。

どの職場でも対応できる柔軟さは強みと言えます。

また、慢性期と急性期の病院どちらでも働いた経験のある方は、どのような場合でも臨機応変に対応できるなど前向きな印象を与えられます。

 
3-3.転職理由を振り返り話せるようにする
 

転職理由は人それぞれ。

仕方ない理由で転職する方もいれば、前職に不満を感じた方や、うまくいかないことが多くて辞めた方もいます。

 

大切なことはしっかり振り返ることです。

誰かに責任を押し付け、次に活かせないような考え方ではなく、転職理由を振り返り、次につなげられるように前向きな姿勢が大切です。

 
3-4.転職希望先の情報はしっかり収集する
 

転職希望先の情報をしっかり把握しておきましょう。

 

ホームページやパンフレットから得られる情報だけでなく、口コミなどさまざまな方面から情報を収集します。

病院が大切にしている理念や求めている看護師像と、自分が重視している看護師としての考え方が一致していると、採用されやすくなります。

 

逆に下調べが不十分だと面接官に思われてしまうと、志望意欲が低いと判断されてしまう可能性も。

またしっかり情報収集することは、入職してから「こんな職場だと思わなかった」「転職して失敗したな」と思わないために、大切なことでもあります。

 
3-5.長く働きたい意思を伝える
 

採用担当者は長く働いてくれる方を求めています。

転職回数が多いと、どうしても「すぐに辞めてしまうかもしれない」と不安になります。

 

長く働く意思があることを、しっかり採用担当者へ伝えましょう。

意思表示をすることで採用担当者の不安も払拭できます。

 

4. 看護師の転職回数をごまかすのは絶対ダメ!

4. 看護師の転職回数をごまかすのは絶対ダメ!

転職回数が多いと不利になるため、全部書かなくてもよいのでは?と考える方もいます。

しかし転職回数のごまかしは絶対にやめてください!

 

履歴書や職務経歴書の詐称は、法律上では罰則の対象になるわけでありません。

ところが履歴書や職務経歴書の詐称がわかれば、一気に周りの人からの信頼を失います。

 

バレなければ大丈夫と考えている方もいるかもしれません。

しかし何気ない会話の中から矛盾が生じたり、書かれていたスキルと実際のスキルが噛み合わなかったり、ちょっとしたことから詐称が明るみに出ることがあります。

 

転職サイトの中には「不利になることは書かなくてもよい」とアドバイスするところもあるようです。

ですが転職回数や経歴のごまかしは、何もメリットを生みません。

 

運よくバレないで転職できたとしても、心のどこかに罪悪感を抱えたまま働くことになります。

 

履歴書と職務経歴書には、必ず正しい情報を記載しましょう。

 

5. 看護師がこれ以上転職回数を増やさないためにすること

5. 看護師がこれ以上転職回数を増やさないためにすること

転職活動は決して簡単で楽しいものではありません。

さまざまな準備が必要ですし、面接は精神的に負担もかかります。

 

きっと転職活動をされている方は、これが最後の転職になるようにと願っているのではないでしょうか?

 

自分にピッタリな職場を見つけるために、どのようなことに注意すべきかご紹介します。

 
5-1.なぜ職場を辞めたいのか原因を探る
 

どうして今の職場を辞めたいと感じているのか、正確に原因を分析します。

 

「なんとなく辞めたいから…」「疲れたから」など、原因があいまいでは同じ理由で次の職場も辞めてしまう可能性があります。

 

大きな理由から、ささいなことまで紙に書き出してみましょう。

そうすることで自分がどのような職場で働きたいのか、具体的な要望が見えてきます。
 
5-2.看護師のキャリアをどうするか考える
 

自分がどのような看護師になりたいのか、一度ゆっくり考えてみてください。

 

専門的なスキルを身に付けたいのか、慢性期の病棟で患者様とじっくり関わりたいのか、生活とのバランスを大切にしたいのか、など生き方についても考えるとよいでしょう。

 

自分が求める看護師としての働き方がはっきりすれば、どのような条件の病院やクリニックが最適なのかわかります。

 
5-3.条件に優先順位をつける
 

どのような働き方をしたいのかはっきりしてくると、さまざまな条件が生まれてきます。

しかし残念なことに、すべての条件を満たしてくれる職場は見つからない可能性が大きいです。

 

そのため絶対に譲れない条件はどれか、どの条件なら譲歩できるのか優先順位をつけましょう。

そうすると求人情報をピックアップしやすくなり、働きやすい職場を見つけやすくなります。

 
5-4.情報収集をしっかり行う
 

情報収集は絶対にしっかり行ってください。

面接対策になりますが、入職後に「こんな職場だとは思わなかった」と後悔しないためでもあります。

 

特に職場の雰囲気や人間関係は、ホームページやパンフレットだけではわかりにくいです。

口コミもチェックしてください。

 

明らかな誹謗中傷となる口コミは参考にしなくてもよいですが、職場の雰囲気について同じような内容のコメントがいくつもあれば注意が必要です。

「いつも親切で対応がよい」と複数の口コミがあれば、人間関係がよさそうだと判断できるのです。

患者様はスタッフが思っている以上に、対応や雰囲気を敏感に感じ取っています。

 

また病院見学を通して、自分の目で職場を確認する方法もあります。

スタッフの表情や対応を間近で見られるため、多くの情報を得られるでしょう。

 
5-5.転職サイトを利用する
 

自分一人で行う転職活動には限界があります。

「転職の失敗が多いけど、何が原因なのかわからない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

 

ぜひ転職サイトをご利用ください。

 

転職サイトでは求人を公開しているだけではなく、キャリアアドバイザーが相談にのってくれたり、転職に向けて全面的にサポートしてくれたり、さまざまなサービスがあります。

 

自己分析ではわからなかった問題点や、自分の求める職場について客観的な意見を聞けます。

 

美容皮膚科や美容外科など、美容クリニックへ転職を考えている方は「かんごりすた」をご利用ください。

美容クリニックへの転職に精通したスタッフが、全力でサポートいたします。

興味のある方はぜひ「かんごりすた」へご相談ください。

 

6. まとめ

転職回数が多いと「転職できないのでは?」と不安になる方が多いでしょう。

たしかに転職回数が多いと看護師でも不利になることはあります。

 

しかし重要なポイントは転職回数そのものではなく、転職した理由や転職回数の多さを強みに変えられる前向きな姿勢です。

 

「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるように、採用担当者へアピールできれば転職先はすぐに見つかります。

 

どのようにアピールすればよいのかわからない方は、転職サイトを利用してみましょう。

専任の担当者がサポートしてくれます。

 

これが最後の転職活動になるように、自分に最適な職場を見つけましょう。

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